顔周りの印象を決定づけるアクセサリーの「ネックレス」。
大人男性のネックレス選びでは、若い頃と同じ感覚で選ぶと気づかないうちに「若作り感」や「安っぽさ」が出てしまうリスクもあります。
これから先も長く愛せる「一生もの」を手に入れたいなら、今の自分に相応しいブランドの格や素材を知ることが不可欠です。
さて、この記事では、30代男性が手に入れるべきネックレスの選び方から世界最高峰のハイブランド、そして20代・30代・40代それぞれのライフステージに最適な人気ブランド20選を解説していきたいと思います。
1. メンズネックレス選びで重要な3つの条件
顔に最も近い位置にあるネックレスは、第一印象を左右する非常に重要なアイテムです。
30代という大人の入り口に立つ男性が20代の頃と同じような感覚で「安さ」や「流行」だけで選んでしまうと、せっかくのコーディネートが台無しになり清潔感を損なう恐れもあります。
ここでは、メンズがネックレスを選ぶ時に重要視すべき3つの条件を解説していきたいと思います。
1-1. 素材はしっかり選んで安っぽさを回避する
メンズのネックレス選びで最も妥協してはいけないのが「素材」です。
メッキのネックレスと本物の貴金属だけが持つ重厚な輝きは全くの別物。
時間が経つと剥がれて「安っぽさ」が目立ち、大人の男性としての品格を下げてしまいかねませんし、綺麗な状態で長持ちもしません。
具体的におすすめしたい素材は以下の3点です。
シルバー925(スターリングシルバー)
独特の白っぽい輝きが魅力。使い込むほどに味が出るため、デニムやカジュアルスタイルを好む方に最適です。
18金(K18) / プラチナ
変色しにくく、資産価値としても高い素材です。イエローゴールドは華やかさを、プラチナは知的な印象を与えます。
サージカルステンレス
金属アレルギーが心配な方の有力な選択肢。近年はハイブランドでも採用されるほど質感が向上しています。
まずは「本物」の素材を選ぶこと。これが、長く愛用できるネックレス探しの第一歩です。
1-2. チェーンの長さは顔周りの印象と清潔感を左右する
次に意識すべきは「チェーンの長さ」です。
メンズネックレスにおいて、最も失敗が少なく清潔感を与えられるのは45〜50cmの範囲です。
例えば、休日によく着るクルーネックのTシャツに合わせるなら、襟元からチャームが綺麗に覗く45cm。シャツのボタンを少し開けて、ラフに身に着けたいなら余裕のある50cmを選ぶのがスマート。自分の首の太さや、普段の襟の開き具合を鏡で確認しながら選ぶのが、失敗しないコツです。
1-3. シンプルなデザインでコーデを崩さないようにする
最後は「ネックレスのデザインはあえてシンプルに引き算する」です。
理由は非常にシンプルで「全身のアクセサリーに統一感を持たせて喧嘩させないため」。手元に主張の強いリングがある場合、ネックレスまで装飾が激しいものを選んでしまうと全体がガチャガチャした印象に。
女性からも「頑張りすぎている」「ちょっと派手」と思われてしまうリスクがあります。
アクセサリーは「目立たせる」のではなく「スタイルを完成させる」ためのピース。
この視点を持つだけで、あなたの首元は劇的におしゃれに変わります。
2. 【一生もの】メンズのネックレスにおすすめのブランド10選
ある程度の経済力が備わってきた今こそ検討したいのが、時が経っても価値が色褪せない「ハイブランド」のネックレスです。
ここでは、世界的に権威のある5大ジュエラーから、ファッション界を牽引するラグジュアリーブランドまで、30代男性に手に入れてほしい10ブランドをご紹介します。
2-1. Tiffany & Co.(ティファニー):メンズ人気を牽引する洗練の極み
現在、メンズアクセサリー界で最も勢いがあるのがティファニーです。
かつては女性向けのイメージが強かった同ブランドですが、現在は「ハードウェア」や「ティファニー T」など、男性の骨格に合う力強くも洗練されたコレクションが充実しています。
特にシルバーと18金(K18)の組み合わせは、大人男性のカジュアルスタイルを格上げしてくれます。
2-2. Cartier(カルティエ):時計やリングとリンクさせる「王の宝石商」
「王の宝石商、宝石商の王」と称されるカルティエは、気品ある首元を演出するのに最適。
すでにラブリングやカルティエのリングをお持ちであれば、ネックレスも同ラインで揃えるのがおすすめ。ブランドのアイコンを統一することで、コーディネートに圧倒的な説得力と「大人の余裕」が生まれます。
2-3. BVLGARI(ブルガリ):圧倒的な存在感を放つ「B-zero1」
イタリア・ローマの建築美を思わせるブルガリは、力強いデザインを求める男性から支持されています。
不動の定番「B-zero1(ビー・ゼロワン)」は、そのボリューム感と建築的な造形美により、Tシャツ1枚のスタイルに合わせても主役級の存在感を放ちます。
一生ものの資産として、金無垢モデルを狙う男性も少なくありません。
2-4. HERMES(エルメス):上質な素材使いで差をつける本物志向
錨の鎖に代表されるエルメスのジュエリーは、卓越した職人技とストーリー性が魅力です。
ロゴを前面に押し出すのではなく、チェーンの形や素材の輝きだけで気品があります。本物志向の30代男性が「最後に行き着くブランド」として、世界中で愛されています。
2-5. Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン):モダンな遊び心が光るロゴデザイン
ファッション感度が高い方には、ルイ・ヴィトンのメンズ・ジュエリーが最適です。
モノグラム・モチーフやLVロゴをあしらったペンダントは、ストリートとラグジュアリーが絶妙にマッチ。
シンプルな白Tシャツやネイビーのニットに合わせるだけで、一気に「今っぽさ」を演出できます。
2-6. Dior(ディオール):知的な色気を演出するミニマルな魅力
ディオール(DIOR)のネックレスは繊細でモダンなデザインが特徴です。 特に「CDロゴ」を小ぶりに配したペンダントはジャケットやシャツスタイルに馴染みやすく、ビジネスの休日シーンでも浮かない知的な色気を放ちます。
細身のチェーンは、女子ウケも抜群です!
2-7. PRADA(プラダ):ファッション感度の高い層から支持されるエナメルロゴ
現在、SNSを中心に爆発的な人気を誇るのがプラダのネックレスです。
ブランドの象徴である「トライアングルロゴ」をエナメルで表現したデザインは、ミニマルでスポーティー。モードな服装を好む30代にとって、最も「旬」を感じさせる一生もののネックレスといえるでしょう。
2-8. FENDI(フェンディ):都会的な「FFモチーフ」が彩る首元
イタリアの遊び心を感じさせるフェンディは、都会的でシャープなデザインが多いです。 「FFロゴ(ズッカ柄)」をモチーフにしたネックレスは、シンプルなコーディネートのアクセントとして非常に優秀。
派手すぎず、かつブランドの主張も忘れない絶妙なバランスが人気です。
2-9. LOEWE(ロエベ):大人の余裕を感じさせる「アナグラム」ペンダント
職人気質が漂うスペイン発のロエベは、ナチュラルで上質なスタイルを好む男性に選ばれています。
4つの「L」を組み合わせた「アナグラム」のペンダントは、どこか優しげでエレガント。ギラギラしたアクセサリーを避けたい大人の男性に、清潔感のあるおしゃれを提供してくれます。
2-10. Van Cleef & Arpels(ヴァン クリーフ&アーペル):繊細さと品格を併せ持つ至高の選択
世界5大ジュエラーの中でも、ひときわ芸術性の高いヴァン クリーフ&アーペル。
「幸運」を象徴するアルハンブラなど、パートナーとのペア使いやシェア使いができるデザインも魅力の一つ。
まさに一生を共にするにふさわしいネックレスです。
3. 【年齢別】今の自分に最適な一本が見つかる「人気ブランド」10選
年齢を重ねるごとに、似合うファッションや周囲から求められる印象は変化します。
ここでは20〜40代までの各世代を代表するブランドを掘り下げます。
3-1. 【20代】トレンドと存在感で勝負
大学生から20代後半までは、一目でそれとわかるロゴデザインやストリートに映えるボリューム感のあるブランドが支持されます。
3-1-1. GUCCI(グッチ)
20代男性から圧倒的な支持を得ているのがグッチです。
「インターロッキングG」や「ダブルG」のシルバーネックレスは、ファッション性が高く、ストリートからきれいめまで幅広く対応。
初めてのブランドジュエリーとしても選びやすい価格帯と知名度が魅力です。
3-1-2. VERSACE(ヴェルサーチェ)
華やかで力強い個性を出したいならヴェルサーチェ。
ブランドの象徴である「メドゥーサ」や「グレカ模様」をゴールドカラーで表現したアイテムは若々しいエネルギーを強調してくれます。
黒系のシンプルな服装に一点投入するだけで、主役級の存在感を放ちます。
3-1-3. DIESEL(ディーゼル)
武骨で男らしいスタイルを好む20代に最適なのがディーゼルです。
ブランドのルーツであるデニムに合うドッグタグやボルトモチーフなど、インダストリアルなデザインが豊富。
数万円台から手に入るため、デイリーにガシガシ使い倒せるのがメリットです。
3-1-4. EMPORIO ARMANI(エンポリオ アルマーニ)
イタリアの巨匠アルマーニの若年層向けライン。 「イーグルロゴ」を配したネックレスは、スポーティーで清潔感のある印象を与えます。
シャツスタイルにも馴染みやすく、大学生や新社会人の「最初のハイブランドアイテム」として根強い人気を誇ります。
3-2. 【30代】質にこだわり女子ウケも外さない
30代は、ロゴの主張を抑えつつ「素材の良さ」や「デザインのひねり」を感じさせるブランドが好まれます。
大人の余裕が「女子ウケ」にも繋がる世代です。
3-2-1. Maison Margiela(メゾン マルジェラ)
ミニマル派の30代から絶対的な信頼を得ているのがメゾンマルジェラ。
カレンダータグ(ナンバリング)を刻印したリングネックレスや、アンティーク加工を施したシルバーは知的な個性を演出します。
主張しすぎないのに「それどこの?」と聞かれる、女子ウケと自己満足を両立するブランドです。
3-2-2. BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)
「イントレチャート(編み込み)」の技法をシルバーに落とし込んだネックレスは、30代の渋みを引き立てます。
一見ブランド品とはわからない控えめな佇まいながら、手にした瞬間にわかる上質さは落ち着いたライフスタイルを好む30代男性の首元に完璧にフィットします。
3-2-3. A.P.C.(アー・ペー・セー)
フランス発のブランドらしい、シンプルかつ洗練されたデザインが特徴のアーペーセー。 真鍮やシルバーを使い、無駄を削ぎ落としたプレートネックレスやチェーンはどんな服装にも清潔感をプラスしてくれます。
流行に左右されないため、一度買えば長く愛用できる「良心的な一生もの」といえます。
3-3. 【40代】貫禄を身にまとう重厚感
40代以降は、これまでのキャリアに見合ったラグジュアリーさと、歴史あるブランドが持つ「本物感」が重要になります。
3-3-1. DAMIANI(ダミアーニ)
イタリアの熟練職人が手掛けるダミアーニは、40代男性の成功を象徴するブランド。
特に「ベル エポック」シリーズは、映画のフィルムから着想を得た幾何学的なクロスにダイヤモンドを贅沢に配置。ラグジュアリーを極めたその輝きは、成熟した大人の男性にしか似合わない特権です。
3-3-2. Chrome Hearts(クロムハーツ)
シルバーアクセサリーの頂点に君臨し続けるクロムハーツ。
40代になり、少しワイルドな貫禄が出てきた男性が身に着ける「クロス」や「ダガー」は、若い頃には出せなかった深みを感じさせます。
一生をかけてメンテナンスし、自分だけの色に育てていく楽しみがあります。
3-3-3. FRED(フレッド)
ヨットのケーブルをモチーフにした「フォース10」が代名詞のフレッド。
ラグジュアリーでスポーティー、かつどことなく海を感じさせる爽やかさは、週末にゴルフやドライブを楽しむアクティブな40代に最適。ゴールドとケーブル素材の組み合わせが、余裕ある大人の首元を彩ります。
4. 女子ウケ抜群!シーン別・おしゃれに見えるメンズネックレスの付け方
せっかくブランドネックレスを手に入れても、付け方を間違えてしまうと「頑張りすぎている感」や「清潔感の欠如」に繋がり、逆効果になりかねません。
30代の大人の男性が意識すべきは、さりげなく上品に見せる「引き算」のテクニックです。
この章では、おしゃれに見えるメンズネックレスの付け方を紹介していきたいと思います。
4-1. Tシャツ1枚を格上げする「チェーンネックレス」
夏のカジュアルスタイルや休日のラフな格好において、Tシャツにネックレスを合わせる際は「チェーンの太さ」と「位置」が重要です。
太さについては、細すぎず太すぎない2mm〜3mm幅のチェーンが最適。あまりに太い喜平チェーンなどは威圧感を与えやすく、逆に細すぎると肌に馴染みすぎて存在感が消えてしまいます。
また、トップの位置はクルーネックの襟元からペンダントトップが鎖骨の下3〜5cm程度(長さにして50cm前後)に来るように調整しましょう。この位置に重心が来ると、視線が上がり、スタイルを良く見せる効果もあります。
4-2. シャツから覗かせる「小ぶりなペンダント」で知的な演出
ビジネスカジュアルやディナーシーンなど、シャツを着用する際は、ネックレスを「見せる」のではなく「自然に覗かせる」のが正解です。
シャツの第1ボタン、あるいは第2ボタンまでを開けた際にVゾーンからチラリとブランドのモチーフが見える演出は、非常に知的でセクシーな印象を与えます。
この時、大きなチャームだとシャツの襟と干渉してゴツゴツして見えるため、1.5cm以下の小ぶりなデザイン(45cm程度の短めチェーン)を選ぶのが、女子ウケを外さない鉄則です。
4-3. 初心者が意識すべき「リングとネックレスの色の統一感」
「最近リングを買ったけれど、ネックレスを合わせるのが難しい」と感じている方には、「すべてのアクセサリーの色を統一すること」がおすすめです。
素材の色を揃えるだけで全身のコーディネートに「意図的なまとまり」が生まれます。
異なる色のメタルを混ぜるのは高度なテクニックが必要ですが、同色で揃えるだけでアクセサリー初心者でも「細部にまで気を配っている大人の男」という印象を周囲に与えることができます。
5.メンズネックレス選びは、一生を共にする『本物』を。
いかがだったでしょうか?
今回は、30代の男性が手に入れるべきメンズネックレスのブランド20選と、失敗しない選び方のポイントをご紹介してきました。
顔周りに気品を添え、身に着ける人の「こだわり」や「品格」を雄弁に物語るアイテムのネックレス。これから10年、20年と時を刻み、あなたのスタイルの一部となっていく「一生のパートナー」になります。
本物の輝きを首元に添えて、大人の余裕と自信に満ちた新しい自分に出会いに行きましょう。








