SNSや街中でオシャレな人がさらっと羽織っている「トラックジャケット」。
「下手をすると部活帰りの中学生やおじさんっぽく見えそう……」と、挑戦するのに少し勇気がいるアイテムでもありますよね。
しかし、コツさえ掴めば、トラックジャケットは「こなれ感」を一気に出せる超万能なファッションアイテムに化けます。
この記事では、トラックジャケットとは一体どんなアイテムなのかを説明するために、選び方やコーデ術、おすすめブランドまで徹底解説。
ジャージをシティユースアイテムにアップデートしたいと思っている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください!
1. トラックジャケットとは?
元々トラックジャケットとは「陸上競技(トラック)の選手が、競技中や待ち時間に体を冷やさないよう着用するトレーニング用のジャケット」のことです。
「それってジャージじゃないの?」と思うかもしれませんが、実は「ジャージ」との間には明確な違いがあります。
| トラックジャケット | 「服の形(アイテム名)」を指します。前開きがジップ仕様で、スタンドカラー(立ち襟)や袖のラインが特徴的な「上着」のことです。 |
| ジャージ | 正確には「生地の名称」を指します。イギリスのジャージー島が発祥の、伸縮性に優れたニット生地のことです。 |
「運動着」のイメージが強かったトラックジャケットですが、現在はファッションの主役として再注目。トレンドの「スポーツミックス」や「古着スタイル」はカッチリしすぎない「抜け感」が出せるだけでなく、羽織るだけでストリート感のある雰囲気を演出できる汎用性の高さがSNSを中心に若者の間で支持されている理由です。
2. 「おじさん・ダサい」を回避!トラックジャケットを選ぶ時のコツ3選
トラックジャケットは魅力的なアイテムですが、一歩間違えると「休日のお父さん」や「部活帰りの学生」に見えてしまうということも…。
せっかくおしゃれで着るなら「ダサい」なんて思われたくないですよね。
ここでは、シティユースのアイテムとして着こなすために絶対に外せない選び方のコツを3つ紹介していきたいとおもいます!
2-1.トレンドを意識した「サイズ感」選び(タイト・オーバーサイズ)
最も重要なのがサイズ感です。
今っぽさを出すなら、肩が落ちるドロップショルダーのものを選びましょう。裾のリブが強すぎないものを選ぶとシルエットが丸くなりすぎず、都会的なストリート感が出せます。
また、あえてジャストサイズを選び、フレアパンツやワイドスラックスと合わせる「Aライン」シルエットも人気。70年代〜80年代のヴィンテージ感が出て、一気に上級者見えします。
一番NGなのは「ジャストでもオーバーでもない中途半端なサイズ」。これが最も部屋着感(おじさん感)を加速させるので注意しましょう。
2-2.素材・生地で印象を変える(ポリエステル・ベロア・ナイロン)
「ジャージ=テカテカしたポリエステル」だけではありません。生地選びにこだわると、脱・運動着が叶います。
| ポリエステル | ベロア | ナイロン |
| 最も種類が豊富。発色の良いものが多いので、古着ライクな着こなしに最適です。 | 独特の光沢と重厚感があり、色気のある大人な雰囲気に。スラックスなど綺麗めなパンツと相性抜群です。 | シャリ感があり、テック系やアウトドアファッションに馴染みます。スポーツ感を抑えたい時におすすめです。 |
2-3.部屋着感を脱却する「カラーとライン」のデザイン性
おじさん見えを回避するには、色選びも戦略的に行いましょう。
最初はブラック、ネイビー、チャコールグレー、ダークグリーンなどの落ち着いたベースカラーを選ぶのが鉄則。そこに白のラインや同系色のサイドラインが入ったものを選ぶと主張が強すぎず、手持ちの私服とも自然に馴染みます。
あえて派手な色(オレンジやイエローなど)に挑戦する場合は、他のアイテムをすべてモノトーンでまとめるなど、引き算のコーディネートを意識してみてください。
3. これを買えば間違いない!トラックジャケットを展開している人気ブランド5選
「トラックジャケットが欲しいけど、どれを選べばいいかわからない」という方に向けて、20代のメンズから圧倒的な支持を集める5つのブランドを厳選しました。
定番から憧れのブランドまで、自分のスタイルに合う一着を見つけてみてください。
3-1.adidas(アディダス)
トラックジャケットを語る上で絶対に外せないのがadidas(アディダス)です。
袖の「3本ライン(スリーストライプス)」と、胸元の「トレフォイルロゴ」は、もはやストリートファッションのアイコン。
古着屋でも手に入りやすく、最初の1枚として最もおすすめできるブランドです。
3-2.Needles(ニードルズ)
ファッション感度が高い層から絶大な人気を誇るのが、日本のブランドNeedles(ニードルズ)。蝶の刺繍と一般的なジャージにはない絶妙なカラーリングが最大の特徴。
センタークリースのようなステッチが入っており、ジャージながらスラックスのような上品さがあります。
トラックパンツとセットアップで着ても「部活感」が一切出ず、都会的なモードスタイルを演出できます。
3-3.FRED PERRY(フレッドペリー)
イギリス発のFRED PERRY(フレッドペリー)は、どこか上品で「知的なスポーツ感」を漂わせたい時にぴったり。
月桂樹のロゴがアクセントになり、UKサブカルチャーやモッズスタイルの背景を感じさせます。生地がしっかりしており型崩れしにくいのが魅力。シャツの上に羽織るような「大人のスポーツミックス」に最適です。
3-4.UMBRO(アンブロ)
今、Y2K(2000年代)ブームの流れで爆発的に人気が再燃しているのがUMBRO(アンブロ)。 イギリスのフットボールカルチャーを背景に持ち、あえて今「サッカーブランドのロゴ」を街着に取り入れるのが最高にクール。
柴田ひかりさんなどインフルエンサーの着用でも話題に。
ナイロン素材のモデルも多く、ストリートやテック系のスタイルに抜群にハマります。
3-5.NIKE(ナイキ)
安定した人気を誇るNIKE(ナイキ)。
最新の機能素材を使ったテック系から90年代風のレトロな切り替えデザインまで、選択肢の広さが魅力です。
胸元のスウッシュ(ロゴ)のみのシンプルなデザインなら、どんな私服とも合わせやすく失敗がありません。古着で「紺タグ」や「銀タグ」など、年代物を探す楽しみもあります。
4. 【季節別】トラックジャケットのおしゃれなコーデテクニック
トラックジャケットの最大のメリットは、「春・秋・冬」と3シーズンにわたって着回せる圧倒的な汎用性にあります。
しかし、一歩間違えると「単なる運動着」に見えてしまうのも事実。
ここでは、季節ごとに街着としておしゃれに昇華させる具体的なテクニックを紹介します。
【春・秋】白Tシャツやシャツにさらりと羽織るメインアウター使い
春や秋の気温が安定しない時期、トラックジャケットは最高のメインアウターになります。
シンプルな白Tシャツの上に羽織るだけでスポーツミックススタイルが完成。ジップを全開にするのではなく真ん中あたりまで閉めて襟を少し立たせると、こなれ感がアップします。
また、あえてボタンダウンシャツやストライプシャツの上に羽織って襟元からシャツを覗かせることで、スポーティさと清潔感が混ざり合い、おじさん見えを完璧に防げます。
【冬】ロングコートやブルゾンのインナーに忍ばせる「重ね着」術
冬場はトラックジャケットを「中間着(インナー)」として活用するのがベター。
きれいめなロングコート(チェスターコートなど)の中にトラックジャケットを差しこみ、ジップを上まで閉めてスタンドカラーをコートの襟から出すことでカッチリしすぎない「外し」の効いた上級者コーデになります。
トラックジャケットは基本的に生地が厚すぎないため、上からダウンジャケットやMA-1を重ねても着膨れしにくいのが嬉しいポイント。防寒性を高めつつ、室内でアウターを脱いだ時もしっかりおしゃれをキープできます。
5. まとめ:トラックジャケットは一着で「自分らしさ」が出せる万能着
いかがだったでしょうか?
今回は、トラックジャケットとはどんなアイテムなのかを説明するために、選び方やおすすめブランドなどを解説させていただきました。
トラックジャケットはルールに縛られすぎず自由に楽しめるアイテムなのが最大の魅力。最初はadidasなどの定番ブランドや着回しやすいブラック・ネイビーといったカラーから手に取ってみるのがおすすめ。
みなさんのファッションの手助けとなっていれば幸いです。








