ラルフローレンとはどんなブランド?古着の王様がもつ魅力と歴史。

2025.09.05
ラルフローレンとはどんなブランド?古着の王様がもつ魅力と歴史。
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古着屋をディグっていると必ずと言っていいほど出会うブランド、ラルフローレン。 
アメカジや古着ファッションが好きなら、一枚は持っておきたい永遠の定番ですよね。

いざ手に取ってみると「Polo by Ralph Lauren」と書かれたタグもあれば、「RRL」という全く別の名前もあって、混乱してしまった経験はありませんか?

実はその違いこそが、ラルフローレンの奥深い世界の入り口。

この記事では、ラルフローレンとはどんなブランドなのかを解説するために、特徴やブランドラインなどを解説していきたいと思います。

1. ラルフローレンの特徴

まずは「ラルフローレンって、そもそもどんなブランドなの?」という根本的な部分から見ていきましょう。

多くの人を惹きつける魅力の秘密は、この3つの特徴に隠されています。

1-1. 時代を超えて愛される「アメリカン・トラッド」スタイル

ラルフローレンの服がいつの時代も愛されているのは「アメリカン・トラッド」という普遍的なスタイルがあるからです。

英国紳士のような上品で伝統的なスタイルに、アメリカらしい自由でカジュアルな空気感をミックスしたスタイル。簡単に言えば、「きれいめなブレザーに、あえて古着チックなジーンズを合わせる」ような、気品とリラックス感のいいとこ取りが魅力です。

流行のど真ん中を追いかけなくてもちゃんとして見えるし、どんな世代の人が着てもサマになります。

1-2. アイコニックな「ポニー」のロゴに込められた意味

ラルフローレンといえば、有名な胸の「ポニーロゴ」。

イギリスで伝統的に行われてきた上流階級のスポーツの姿をロゴに採用することで、「伝統」「気品」「本物であること」を表現しています。

ちなみに、このロゴが初めて登場したのは1971年に発売されたレディースシャツの袖口でした。今では当たり前のように胸に刺繍されていますが、当時は非常に画期的なデザインだったとか。 

1-3. 高品質だから長く着られる。古着でも人気な理由とは?

ラルフローレンが「古着の王様」と呼ばれる最大の理由は、圧倒的な品質の高さにあります。

例えば、代表的なポロシャツに使われる鹿の子生地は、非常にタフで洗濯してもヨレにくいです。着込むほどに生地が体に馴染み、いい感じに色褪せて、最高の経年変化が出るのがラルフローレンの魅力のひとつです。 

2. ラルフローレンの歴史

ラルフローレンは、創業者である一人の男性が見た、壮大な夢の物語でもあります。

この章では、ラルフローレンの歴史について解説していきたいと思います。

2-1. 始まりは一本のネクタイから。創業者ラルフ・ローレンの哲学

ラルフローレンの物語は、1967年、創業者ラルフ・ローレン氏がたった一人で始めたネクタイブランド「Polo(ポロ)」から始まります。

ラルフローレン氏はデザインの専門教育を受けたわけでも裕福な家に生まれたわけでもありませんでしたが、彼は自分が心の底から「クールだ」と信じるもの、つまりヨーロッパの洗練されたスタイルを、自身のフィルターを通して表現する才能に溢れていました。

当時主流だった細身のネクタイとは真逆の幅が広く、贅沢な生地を使った彼のネクタイは、当初「絶対に売れない」と周りから言われたそうです。

それでも自分のビジョンを信じ抜いた結果、それがニューヨークの高級百貨店で大ヒット。「自分が良いと信じるスタイルは決して曲げない」というが、今に続くラルフローレンのブレない芯となっています。

2-2. 映画の衣装も担当?世界観を広げたレディースラインの登場

ネクタイの成功を足がかりにメンズウェア全体へと進出したラルフローレンは、その世界観をスクリーンにまで広げていきます。

1974年の映画『華麗なるギャツビー』では男性キャストの衣装を手掛け、1920年代のアメリカ上流階級の華やかなスタイルを見事に描き出し、ブランドの名声を不動のものに。

 さらに、1977年の映画『アニー・ホール』で主演女優が着こなした、メンズライクな着こなし(マニッシュスタイル)は社会現象に。これもラルフローレンが提案したスタイルでした。

ラルフローレンは単に服を作るのではなく、映画のワンシーンのような、人々が憧れる世界観そのものを作り上げていったのです。

2-3. "ライフスタイル"を提案し、世界的なブランドへ

ラルフローレンが他のブランドと一線を画すのは、洋服だけでなく「ライフスタイル」そのものを提案した点にあります。

アパレルでの成功の後、彼は香水や、タオル・シーツといったホームコレクション、さらには家具やペンキまで発表。人々が生活する空間すべてを、ラルフローレンの世界観で満たすことを目指しました。

お店の作りも徹底していて、まるで古き良きアメリカの邸宅に招かれたような、重厚な木のインテリアやヴィンテージの装飾が施されています。 

3. ラルフローレンのブランド一覧

ラルフローレンは、アパレルブランドの中でも数多くのブランドラインがあることで有名です。

古着屋に行ったとき、ラルフローレンの種類が多いことに驚いたことがある方もいらっしゃるんじゃないでしょうか

この章では、ラルフローレンのブランド一覧を紹介していきたいと思います。

【王道】Polo Ralph Lauren (ポロ ラルフ ローレン)

まずは全ての基本となる、ブランドの中核「ポロ ラルフ ローレン」。

アメリカン・トラッドを基盤に、流行に左右されないポロシャツやボタンダウンシャツ、チノパンといった普遍的なアイテムを展開。

古着市場での流通量が非常に多く、価格も手頃なものが見つかるため、ラルフローレン入門のブランドラインと言えるでしょう。

【最高峰】Ralph Lauren Purple Label (ラルフ ローレン パープル レーベル)

ラルフローレンのラグジュアリーライン「パープル レーベル」。

イタリア製の最高級生地を使い仕立てるスーツやドレスシャツは、もはや芸術品の域。
洗練されたスタイルが特徴で、ラルフローレンが到達した究極の品質とエレガンスを象徴する存在として知られています。

【玄人好み】RRL (ダブル アール エル)

ヴィンテージライクなアイテムを展開している「RRL」。
創業者自身のこだわりが凝縮されたこのラインは、古き良きアメリカのワーク、ミリタリー、ウエスタンスタイルなどをデザインソースにしています。

素材や縫製、そしてまるで何十年も着古したかのようなヴィンテージ加工への執念は凄まじく、その無骨で男らしい世界観は多くのファンを魅了してやみません。古着でも高値で取引され、特に初期の「三つ星タグ」は非常に希少価値の高い逸品です。

【90'sの象徴】POLO SPORT (ポロ スポーツ)

90年代のストリートファッションを語る上で欠かせないのが、伝説のスポーツライン「ポロ スポーツ」。
星条旗や大胆なロゴを配したアクティブなデザインは、古着好きの心を掴んでいます。

ナイロンジャケットやキャップは現在でも爆発的な人気を誇っています。

【遊び心】Rugby Ralph Lauren (ラグビー ラルフ ローレン)

アメリカ東海岸の学生のスタイルをテーマにした、遊び心あふれる「ラグビー ラルフ ローレン」。伝統的なプレッピースタイルにスカルロゴやダメージ加工といった、少し”ひねくれた”要素を加えたデザインが魅力でした。

既に展開を終了しているラインのため古着でしか手に入らず、ファンに探し求められています。

特にスカルロゴの入ったラガーシャツやポロシャツは隠れた名作として人気を集めています。

【都会派モダン】Ralph Lauren Black Label (ラルフ ローレン ブラック レーベル)

シャープで都会的なスタイルで人気を博したのが「ラルフ ローレン ブラック レーベル」です。

細身のシルエットが多くモードでミニマルな世界観を表現。
ラグジュアリーラインの混乱を防ぐため、2015年に終了し、現在はパープルレーベルに統合されています。

古着でライダースジャケットやニットなどが見つかれば、流行に左右されず長く使える一着になるでしょう。

【カジュアルデニム】Polo Jeans Co. (ポロ ジーンズ カンパニー)

1996年に展開されたブランドラインの「ポロ ジーンズ カンパニー」。

星条旗をモチーフにしたロゴが特徴で、Tシャツやデニムなどのカジュアルウェアを展開されていました。

2007年に展開を終了していますが、古着市場では比較的安価で見つかることが多く、90年代〜00年代のストリート感が漂うTシャツなどは今でもカッコよく着れるデザインのものが多いです。

【ヴィンテージ感】DENIM & SUPPLY Ralph Lauren (デニム & サプライ)

ネイティブアメリカン柄やミリタリー、パッチワークなどを大胆に取り入れたブランドラインの「デニム&サプライ」。ヴィンテージ感あふれる個性的なデザインで人気です。

現在はポロ ラルフ ローレンに統合されていますが、ネイティブ柄のカーディガンなどは今でも人気があるアイテムです。

4. ラルフローレンの定番・人気アイテム5選!

古着屋にいくと膨大な数のラルフローレンが並んでいます。

ここでは、ブランドを象徴する5つの定番・人気アイテムを紹介していきたいと思います。

4-1. ポロシャツ - ブランドの顔とも言える永遠の定番

ラルフローレンを語る上で、ポロシャツは絶対に外せません。
ブランドの顔とも言えるポロシャツは永遠の定番です。

ジャストサイズで綺麗めに着こなすのはもちろん、あえてオーバーサイズを選んで今の気分でルーズに着るのも最高にクール。

古着なら現行品にはない絶妙なヴィンテージ感や、珍しいカラーに出会えるのも楽しみの一つです。

4-2. ボタンダウンシャツ - 着回し力抜群の万能アイテム

ポロシャツと同じくらい定番がボタンダウンシャツです。

厚手でハリのあるオックスフォード生地のシャツは一枚で着ても、Tシャツの上に羽織ってもサマになる万能選手。洗いざらしのシワさえも味になるので、古着との相性も抜群です。

4-3. Tシャツ・スウェット - コーデの主役になるロゴデザイン

ラルフローレンの遊び心を感じたいならTシャツやスウェットが狙い目。

シンプルなロゴ刺繍のものも良いですが、古着好きの間で特に人気が高いのがお洒落な服を着たクマのキャラクター「ポロベア」がプリントされたアイテム。

一体一体のベアが違う服を着ていて、可愛らしさから世界中にコレクターが存在するほどです。 一枚でコーディネートの主役になれるポロベアのスウェットは、古着屋で見つけたら間違いなく"買い"な一着と言えます。

4-4. チノパン・デニム - アメトラコーデの必需品

トップスだけでなくボトムスもラルフローレンは名作揃いです。

美しいシルエットを持つチノパンは、アメリカン・トラッドスタイルを完成させるための必需品。柔らかく馴染んだ生地感は新品では味わえない魅力があります。

また、RRLを筆頭に、ラルフローレンはデニムにも並々ならぬこだわりを持っています。色落ちの美しいデニムパンツはどんなトップスとも相性が良く、コーディネートの土台を支えてくれます。

4-5. バッグ・キャップ - コーデのアクセントになる小物

「まずは気軽にラルフローレンを取り入れたい」という人には、小物から入るのがおすすめです。

ポロプレイヤーロゴが刺繍されたコットンキャップは、ブランドのアイコンを手軽に身につけられる人気アイテム。コーディネートに何か一つ物足りない時にプラスすれば、最高のアクセントになってくれます。

ブランドの持つクラシックな雰囲気を取り入れられるので、ぜひチェックしてみてください。

5. ラルフローレンはアメリカが誇る老舗ブランド

いかがだったでしょうか?
今回は、ラルフローレンとはどんなブランドなのかを説明するために、魅力や歴史、人気アイテムなどを紹介させていただきました。

長い歴史の中でアメリカントラディショナルを貫いているラルフローレン。
もし興味が湧いた方は、ぜひ古着屋へ出かけて探してみてください。

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