ラグジュアリーファッションの世界に、ストリートという新たな風を吹き込んだ立役者、キム・ジョーンズ。
最近ではGUとのコラボをきっかけに、彼の名を知った方も多いのではないでしょうか?
さて、この記事では、そんなキム・ジョーンズとはいったいどんな人なのかを解説するために、輝かしい経歴や現在の動向までを分かりやすく紐解いていきたいとおもいます。
ぜひ最後までご覧くださいませ。
1.【プロフィール】キムジョーンズとは?
まずはキム・ジョーンズの基本的なプロフィールを紹介させていただきます!
1-1. ラグジュアリーとストリートを繋ぐ天才デザイナー
キム・ジョーンズを一言で表すなら、「ラグジュアリーファッションとストリートカルチャーを融合させた革命家」です。
高級ブランドが持つ伝統やエレガンスと、私たちが普段親しんでいるTシャツやスニーカーといったストリートの要素は、かつては相容れないとされた二つの世界。キム・ジョーンズは見事に繋ぎ合わせて、ハイファッションをただの高級品ではなくどこか親しみやすくクールに見せています。
この絶妙なバランス感覚が彼が生み出すアイテムの最大の特徴と言えるでしょう。
1-2. ファッション界の重鎮、藤原ヒロシも認める才能
日本のストリートファッション界を語る上で欠かせない存在が、藤原ヒロシ氏。
キム・ジョーンズは藤原ヒロシ氏と深い親交があり、お互いの才能をリスペクトし合う仲として知られています。
世界のトップデザイナーが日本のカルチャーに精通し、その第一人者と交流があるという事実は彼のデザインの幅広さを物語っているといっても過言ではないでしょう。
1-3. GUとのコラボも話題に!日本との意外な繋がり
彼は大の日本好きとして知られ、何度も来日しています。
最近では「GU」とのコラボレーションも記憶に新しく、世界のトップデザイナーが手がけるアイテムを誰もが手に取りやすい価格で届けたこのプロジェクトは、彼の日本への愛情の表れと言えるかもしれません。
2.【年表】キムジョーンズの経歴
輝かしいキャリアを歩んできたキム・ジョーンズ。
その才能がどのように開花していったのかを見ていきましょう。
この章では、キムジョーンズの経歴について解説していきたいと思います。
2-1. デザイナーとしての原点:名門セントラル・セント・マーチンズ時代
彼のデザイナーとしてのキャリアは、ロンドンにある世界最高峰のファッションスクール「セントラル・セント・マーチンズ」から始まります。
数々の有名デザイナーを輩出してきた超名門校で、在学中からその才能は注目を集めていました。
2002年に発表した卒業コレクションは、のちにDior(ディオール)を手がけることになるジョン・ガリアーノが買い付けたという逸話も残っています。
2-2. 自身のブランド「Kim Jones」で示した才能の片鱗
卒業後の2003年、彼は自身の名前を冠したブランド「Kim Jones」をスタートさせ、ロンドンコレクションでデビュー。
この頃から、スポーツウェアやストリートのテイストを自身のコレクションに落とし込み、後のスタイルの原型を築き上げていきました。
2-3. dunhill (ダンヒル)で老舗ブランドをモダンに改革
2008年、英国の老舗紳士服ブランド「dunhill(ダンヒル)」のクリエイティブ・ディレクターに就任。
伝統的でクラシックなイメージの強かったブランドに、若々しくモダンな風やストリートの要素を吹き込み、見事に再活性化させました。
この功績が評価され、英国ファッション評議会が主催するアワードを受賞するなど、メゾンブランドを率いる手腕を証明しました。
2-4. Louis Vuitton (ルイ・ヴィトン) でストリートファッションを新たな高みへ
2011年、彼の名を世界に轟かせる転機が訪れます。
世界的なラグジュアリーブランド「Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)」のメンズ部門のトップに就任。彼が2017年に仕掛けたストリートブランド「Supreme」とのコラボレーションはファッション業界全体を揺るがす歴史的な出来事となり、ラグジュアリーとストリートの壁を完全に取り払いました。
2-5. Dior (ディオール) と FENDI (フェンディ) を兼任、そして現在へ
ルイ・ヴィトンで7年間という一時代を築いた後、2018年からは「Dior(ディオール)」のメンズ アーティスティック ディレクターに就任。
2020年からは、故カール・ラガーフェルドの後任として「FENDI(フェンディ)」のウィメンズ部門も手がけるという異例の兼任体制をスタートさせます。
異なるメゾンの世界観を完璧に表現し続ける彼のデザインは、世界中から賞賛を浴びました。
3.キムジョーンズが手がけた代表ブランド4選
キム・ジョーンズの功績を語る上で欠かせない、彼が手がけた代表的なブランド4選を紹介していきたいと思います。
3-1. 【Louis Vuitton】Supremeとのコラボはまさに伝説
ルイ・ヴィトンでの最大の功績は、間違いなく2017年に発表された「Supreme(シュプリーム)」とのコラボレーションでしょう。
ラグジュアリーの頂点とストリートの王者が手を組んだこのコレクションは、ファッション業界の誰もが「ありえない」と思っていた組み合わせを実現。世界中に衝撃を与える出来事となりました。
発売日には世界中の店舗に長蛇の列ができ、社会現象にまで発展。この成功が、ラグジュアリーブランドとストリートブランドのコラボレーションをファッション界の主流へと押し上げました。
3-2. 【Dior】エレガントな世界観に現代的要素をプラス
ディオールでは、創業者のクリスチャン・ディオールが大切にしたエレガンスを尊重しつつ、彼らしい現代的な解釈を加えました。
KAWSや空山基といった現代アーティストとの協業や、人気スニーカー「エア ジョーダン」とのコラボレーションなど、伝統的なクチュールメゾンに新たな風を吹き込みました。
メゾンの持つ美しい世界観を、若い世代にも響く形で見事にアップデートしてみせたのです。
3-3. 【FENDI】初のウィメンズコレクションで世界を驚かす
主にメンズウェアのデザイナーとしてキャリアを築いてきた彼が、フェンディで初めて本格的にウィメンズコレクションを担当。フェンディ家のパワフルな女性たちからインスピレーションを受け、力強くも優雅な現代女性像を描き出します。
メンズで培われたテーラリングや実用的な視点をウィメンズに落とし込み、ファッション界に新たな驚きを与えました。
3-4. 【GU】誰もが手に取れるハイクオリティなデザイン
2018年に発表されたGUとのコラボ「KIM JONES GU PRODUCTION」は、多くの人にとって彼を知るきっかけ人あったと言っても過言ではないでしょう。
自身の過去のアーカイブを現代的にアップデートしたコレクションは、発売と同時に大きな話題を呼びました。
世界のトップデザイナーのデザイン哲学が詰まったアイテムを、誰もが手に取りやすい価格で手に入れられるこの機会は、まさに貴重な体験だったと言えるでしょう。
4.ファッション界を震撼させるデザイナー、キムジョーンズ
いかがだったでしょうか?
今回は、キムジョーンズとはどんなデザイナーなのかを解説させていただきました。
「ラグジュアリーとストリートの壁」という、ファッション界に長年存在した常識を打ち破った彼がルイ・ヴィトンでシュプリームとの歴史的なコラボレーションを実現して以降、多くのブランドがこの2つの要素を融合させることが当たり前になりました。
まさに、時代の流れを創り出した人物と言えるでしょう。
2025年10月現在、彼の新たな所属先は公式に発表されていませんが、彼が次にどんなサプライズを仕掛けてくれるのかを見逃さないように、ぜひチェックしてみてください。









