2001年にイギリス・ロンドンで誕生したラグジュアリーブランドのステラマッカートニー。
創業当初から「サステナビリティ」を掲げ、レザーやファーを一切使用しない革新的な姿勢が魅力的なブランドです。
この記事では、ステラマッカートニーの歴史やデザイナーの経歴、アイコンバッグのファラベラをはじめとする人気アイテムまで分かりやすく解説していきたいとおもいます!
ぜひ最後までご覧ください。
1. ステラマッカートニーとは?
まずは、ステラマッカートニーとはどんなブランドなのか、3つのポイントに分けて紹介していきたいと思います!
1-1. イギリス発のサステナブル・ラグジュアリーブランド
ステラマッカートニー(Stella McCartney)とは、2001年にイギリス・ロンドンで設立されたラグジュアリーブランドです。
デザイナーはビートルズのメンバーであるポール・マッカートニーの娘、ステラ・マッカートニー氏が務めています。
価格帯としては、バッグが10万円を超えるアイテムも多く、一般的には「ハイブランド」または「ラグジュアリーブランド」に分類されます。
1-2. ブランドの核となる「サステナビリティ」への信念
ステラマッカートニーの「何がすごいの?」と聞かれたら、「サステナビリティへの徹底した姿勢」と答えます。
このブランドは、設立当初からファッション業界が環境に与える影響を深く憂慮し、地球環境や動物愛護をブランドのポリシーとしてきました。
トレンドだから取り入れるのではなく、ブランドが誕生した瞬間から地球に優しく、責任あるブランドであることを最重要視しているのです。この先進的な考え方と揺るぎない信念こそがステラマッカートニーの最大の魅力であり、多くの人から支持される理由です。
1-3. レザーやファーを一切使用しない革新性
サステナビリティへの信念を最も象徴しているのが、「動物の皮革(レザー)や毛皮(ファー)を一切使用しない」というポリシーです。
高級バッグや財布といえば、本革(カーフレザーやラムスキンなど)を使うのが当たり前だったラグジュアリーファッション界において、これはとても革新的なことでした。
ステラマッカートニーは、動物を犠牲にすることなく最先端の技術を駆使して開発された高品質な人工皮革や、リサイクル素材(再生ポリエステルや再生ナイロンなど)を積極的に使用しています。
ブランドの代表作であるファラベラも、実は本革のスエードではなく高い技術で作られた人工のスエード素材。本革に引けを取らない美しい質感と、驚くほどの軽さを実現しているのも、多くの女性から支持されるポイントです。
2. ステラマッカートニーの歴史
ブランドの核となるサステナビリティの信念は、一朝一夕に生まれたものではありません。
デザイナーであるステラ自身の哲学に基づき、ブランド設立時から一貫して貫かれてきました。
ここでは、ステラマッカートニーがどのようにしてその地位を確立してきたのか、その歴史を紹介していきたいと思います。
2-1. 2001年のブランド設立と初期の歩み
2001年にデザイナー自身の名を冠して設立されたステラマッカートニーは、当時、親会社であったグッチ・グループ(現:ケリング・グループ)とのパートナーシップのもと、パリ・コレクションで鮮烈なデビューを果たします。
設立当初から、デザイナー自身のベジタリアンとしての信念に基づき、「レザーやファーを一切使用しない」という明確なポリシーを打ち出しました。
これは当時のラグジュアリー業界において非常に画期的であり、ブランドのアイデンティティを決定づける出来事となりました。
2-2. アディダスとの長期的なパートナーシップ
ブランドの歴史を語る上で欠かせないのが、スポーツウェアブランド「アディダス(adidas)」との関係です。
2004年、ステラマッカートニーはアディダスとの長期的なパートナーシップ契約を結び、「adidas by Stella McCartney」を発表。
機能性を重視しながらもステラマッカートニーらしい洗練されたデザインは高く評価され、現在に至るまで人気のコラボレーションラインとして続いています。
2-3. ファッション界におけるサステナビリティの先駆者として
ステラマッカートニーは、設立から20年以上経った今もなおサステナビリティの分野でファッション業界をリードし続けています。
2000年代初頭にはまだ目新しかった姿勢も、時代が追いつくにつれ、多くのブランドがスタンダードへと変化していきました。
ステラマッカートニーはファッション界の「サステナビリティの先駆者」として、その革新的な歩みを止めていないのです。
3. デザイナー・ステラマッカートニーの経歴
ステラマッカートニーというブランドは、デザイナーである「ステラ・マッカートニー」氏その人の生き方が色濃く反映されています。
ここでは、ブランドのデザイナー、ステラ・マッカートニー氏の魅力と経歴に迫ります。
3-1. 幼少期から培われたデザインへの情熱と学び
ステラ・マッカートニーは、1971年にイギリス・ロンドンで生まれました。
父親はザ・ビートルズのポール・マッカートニー、母親は写真家であり料理研究家でもあったリンダ・マッカートニーです。
彼女は幼い頃から自然豊かな環境で育ち、両親から動物愛護やベジタリアニズム(菜食主義)の精神を強く受け継ぎました。
10代の頃からファッションへの情熱を持ち、デザインを学び始めたステラは、1995年にはロンドンの名門ファッションスクール「セントラル・セント・マーチンズ」の卒業コレクションで、ケイト・モスなどトップモデルを起用して大きな注目を集めました。
3-2. 名門「クロエ」のクリエイティブ・ディレクターとしての活躍
彼女の才能はすぐにファッション界の知るところとなり、卒業からわずか2年後の1997年、弱冠25歳にしてフランスの名門ブランド「クロエ(Chloé)」のクリエイティブ・ディレクターに大抜擢されます。
一部では「親の七光り」と揶揄されることもあったようですが、就任後はフェミニンでロマンティックな要素にモダンでシャープなテーラリングを融合させたデザインでクロエの人気を復活させ、実力を見事に証明しました。
3-3. 自身のブランド設立に至るまで
クロエでの成功を経て、ステラ・マッカートニーは自身の信念をより強く反映させたブランドを作りたいと考えるようになります。
そして2001年、クロエを退任。
ついに自身の名を冠したブランド「ステラマッカートニー(Stella McCartney)」を設立します。
設立当初から、幼少期から貫いてきた動物愛護の心から「レザーやファーを一切使用しない」という、当時のラグジュアリー業界では前代未聞とも言えるポリシーを掲げました。
デザイナー自身の強い信念と、クロエで培った確かなデザイン力が融合したブランド「ステラマッカートニー」は、こうして誕生したのです。
4. ステラマッカートニーの人気アイテム3選!
ここからは「ステラマッカートニーといえばコレ!」という、ステラマッカートニーの中でもまず押さえておきたい定番の人気アイテムを3つ厳選して紹介していきたいと思います!
ぜひ最後までご覧ください!
4-1.ファラベラ
スエード風の生地にチェーンが縁取られたバッグが「ファラベラ(Falabella)」シリーズ。
ファラベラは、ブランド設立当初から愛され続ける、ステラマッカートニーの最も代表的なアイコンバッグです。
最大の特徴はバッグの縁をぐるりと囲む、重厚感のあるダイヤモンドカットのチェーン。
このチェーンと、動物の革を一切使用せずに本物のスエードのような質感を再現した人工皮革のコンビネーションが、ラグジュアリーでありながらエッジの効いた独特の存在感を放ちます。
本革を使っていないため、「見た目以上にとても軽い」のも大きな魅力。
サイズ展開も豊富なのであらゆるシーンで活用できるバッグとして人気を集めています。
4-2. ステラロゴ
ファラベラと並んで人気なのが、ブランド名を円形にパンチング(穴あけ)で表現した「ステラロゴ」シリーズです。
ファラベラの魅力とは対照的に、ステラロゴシリーズは非常にシンプルで洗練されたデザインが特徴。パンチングでさりげなくロゴが施されているため、ブランドを主張しすぎず、クリーンでモダンな印象を与えます。
A4サイズが収納できるトートバッグは、オン・オフ問わず使える万能アイテムとして特に人気。財布やショルダーバッグなどにも展開されており、日常のコーディネートにすっと馴染むアイテムを探している方におすすめです。
4-3. アディダスコラボ
アディダス(adidas)とのコラボレーションは、ステラマッカートニーのアイテムを語る上で欠かせません。
アディダスの持つ高い機能性や「スタンスミス」「ウルトラブースト」といった名作スニーカーをベースに、ステラマッカートニーらしい洗練されたカラーリングやデザインが加えられています。
動物性素材を一切使わない「ヴィーガンレザー」で作られたスタンスミスは、大人のカジュアルスタイルを格上げする定番スニーカーとして絶大な人気を誇ります。
5. 地球に優しいブランド、ステラマッカートニー。
いかがだったでしょうか?
今回は、ステラマッカートニーがどんなブランドなのかを説明するために、歴史やデザイナーの経歴、人気のファラベラやステラロゴといったアイテムまでを詳しく解説させていただきました。
地球にも動物にも、そして自分自身にも優しくなれる——。
そんなステラマッカートニーのアイテムを、あなたのファッションに加えてみてはいかがでしょうか。









